小僧ども、ピアノを弾け

アラサーの雑記ブログ  五等分の花嫁が好き

五等分の花嫁 87話「私と姉妹①」 感想

夏には東京で「五等分の花嫁展」の開催が決まり、乗りに乗っているごと嫁の87話、新章「私と姉妹①」の感想はじめます。どうぞ、よろしくおねがいします。

 

 

 

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(五等分の花嫁87話より)

前回まで

前回で、ごと嫁史上最も炎上回数が多かった「シスターズウォー」編が完結します。

シスターズウォーでの抑えておきたいのは、

写真の女の子=四葉」と判明したことでしょう。

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(五等分の花嫁86話より)

一花・ジェダイの帰還、三玖の「好き」など名シーンがありましたが、それらを全て吹っ飛ばすサードインパクトでした。以前から、四葉=写真の女の子説は信憑性を帯びていましたが、ここで持ってくると春場先生の見事です。

 

「私と姉妹① あらすじ」

五つ子たちは小学6年生、時代はというと2012年頃(五つ子たちは2000年5月5日生まれ)。河川敷を散歩している五つ子が女子サッカーに助っ人を請われ参加します。そこで四葉はゴールを決める活躍。その後、母の快気祝いのためのプレゼントを買いに行こうとしますが、財布を預かっていた四葉がうっかり財布を落とす失敗をしてしまいます。

手分けして、財布を探しますがでてきません。そこで、五人は、河川敷で見つけた綺麗な花5本をプレゼントするのでした。その後、暦は6月、五つ子たちは修学旅行に向かうのですが、京都駅で新幹線を降りた後、四葉が迷子になります。そこでオバちゃんにいちゃもんつけれられ補導されかける風太郎を見つけ、「その人は無罪だよ」と助太刀して今号はおしまい。

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(五等分の花嫁87話より)

 

四葉の目覚め

今まで内面を描かれることのなかった四葉のターンがついに来ました。私と姉妹 ①で風太郎との出会いが描かれていることから、この過去は四葉の回想であり、これから1ヶ月は四葉のターンが固いと見えます。ここから、どこまで描くのかが気なるところですが、最低でも高校で風太郎と再開するところまでは固いでしょう。1話で

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(五等分の花嫁1話より)

とかいっているお調子者が京都の子だったなんて、全国3位の風太郎の頭脳を持って知てもわからないでしょう。

 

小学校6年生の頃の五つ子は、容姿も服装も同じで瓜五つ状態で見分けがつきません。そんななか、四葉は、5人一緒じゃなきゃいけないという価値観に疑問をいだき始めます。

ayumieさんがブログで書かれたように、五人一緒にいることを是とする価値観で育った中、サッカーで監督にもらった「四葉をお手本にしろ」という言葉から自分はできる?自分はお手本になれるんじゃないか?といったことに気づき、五つ子の絆とアイデンティティーの間で戸惑いが生じている状態でした。(いや〜87話公開から短時間で鋭くさと温かさを兼備した感想かけるayumiesさんマジ尊敬っす)そんな中、自分と同じくらいの年齢なのに一人で旅行している風太郎を見て、一歩踏み出すために「その人無罪だよ」と声をかける。これ完全にヒロインの流れやん。そう思わずにはいられません。

ayumie.hatenablog.com 

 

 

五つ子の母 零奈登場

五つ子の母・麗奈さんが遂に登場。五月は、母親の麗奈が死んでから、母親のような振る舞いをとるようになったということでしたが、麗奈が五つ子たいに対しても丁寧語を使っていることから、五月も麗奈をならって五つ子に対しても丁寧語を使っていることがわかりました。また五月が他の姉妹より麗奈に対して執着する描写もあり、母親に対する親愛という点で五月も自我に目覚め初めていたのかもしれません。

「私と姉妹編」で母・麗奈の死まで描かれるかも見どころです。

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(五等分の花嫁87話より)

 

竹林 再登場

みなさんは竹林の名を覚えているだろうか。四葉と駅でぶつかる女の子。その子の名前こそ竹林。風太郎が修学旅行を回想する回で登場する子であるが、どうやら、当時の風太郎の想い人であったようだ。その証拠に、風太郎は竹林の写真を撮りまくっている。だが想い人の竹林には幼馴染の真田くんとお似合いで、風太郎は打つ手なし。そんな風太郎にできることは彼らに2人の時間を提供することだけだった。

と竹林について長々書いてきた竹林さんが出てきたのだが、結構重要な役を演じるのではないかと期待している。風太郎のかつての想い人ってところがミソです。具体的な根拠はありませんが、作中、異性に好意を持ってることを匂わせない風太郎が竹林の写真を撮りまくっていたことに大きな意味があると思います。

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(左 五等分の花嫁87話より 右 五等分の花嫁34話より) 

竹林の写真撮りまくってたことが警察にバレるとおもって、闇落ちしかける風太郎さん、完全にサイコパスです。

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(五等分の花嫁34話より)

まとめ

修学旅行編が終わったら、五年前の修学旅行編へ。1話まるまる回想につかわれたのはごと嫁史上初です。内面が描かれることの少なかった四葉だけに、見開きシーン(風太郎が自発的に、京都の子と気づく、または四葉の口から告げる)でのカタルシスはきっと過去最大でしょう。来週もごとよめに期待。