こんにちわ。本日も元気に五等分の花嫁の感想を初めます。
先週まで
風太郎が六年前に会った写真の子は四葉だったことが発覚、四葉は何を思い、どのように成長してきたのか――(マガジンより引用)
先週から、四葉の回想が始まりました。自我が目覚め、自身のアイデンティティと五つ子はみな一緒じゃなきゃいけない掟の間で揺れる四葉と自分のことを“不要な物”と思い込むブルーな風太郎。京都駅でオバサンにいちゃもんつけられて、困惑している風太郎に、救いの女神のように四葉が現れて「その人は無罪だよ 私 見てたもん」
で終わります。
88話あらすじ
風太郎と四葉は一緒に京都を散策するが、お金を使い果たし、迷子になる。
そんな中、2人は“必要ある人間になる”ため、星空の下で誓いを立てる。そうこうしてるうちにマルオが迷子の四葉を見つけて保護。四葉と風太郎はとりあえず四葉の泊まる宿へ。
修学旅行から帰って実家の母(零奈)と五つ子で実家の温泉へ。四葉は必要ある人間になるための決意としてリボンをリボンをつけるようになる。
零奈が死去。葬儀中にマルオが引き受けることを申し出て、五人はペンタゴン(タワーマンション)へ。
中学生になった五つ子たち、一花はショートカットに、二乃はリボンを、 はヘッドフォンを付け、“瓜五つ”ではなくなった。四葉は「五人一緒なんて無理、もう一緒にはいられない」と諦念する。
星空の下の約束
星空の下の約束のシーン。むっちゃエモくて震えましたよ。
風太郎が写真の女の子に変えてもらったと言ってたことにも納得がいきました。自分を“不要な物”と卑屈になっていたところに目標を見つけてもらったことで、生きる意味を見出せた。
一方四葉はというと、「お母さんを楽にさせてあげたい」。そのために「必要な人間となる」と決意したのですが、お母さんがなくなってしまい、その目標を果たすことはできなくなってしまいました。
また、四葉は「風太郎くん」と呼んでいますが、風太郎は「お前」と呼んでいます。
従って、6年前の時点では四葉は名前を明かしていなかったと推察できます。
四葉は変わった
現在の四葉は自尊心が低く、「五つ子のみんなが私より幸せになって当然」
みたいなことを言ってますが、6年前の四葉の性格とは正反対です。船の上で零奈
「なにを身に付けるかなんて 大した差ではありません」と説かれるシーンでは「勝ってるんだよ 私はもう皆と同じ場所にいない」と自信たっぷりな発言をしています。
この強気の四葉が変わってしまったのには、もちろん母を失ったことも大きな要因の一つですが、さらに落第した自分にあわせて姉妹を転校させてしまったことも確実に四葉を変えてしまった要因でしょう。来週以降もシリアスな展開が続くと予想され、闇落ちしていく四葉を見て、自分の心が耐えられるか心配です。
今週の小ネタ
・一花はジャイアン 四葉が二乃に風太郎のことを楽しそうに話しているそばから、風太郎にちょっかいかけるイッチは完全にジャイアンでした
・五月、母の代わりを演じだす 最愛の母の葬儀の最中に、母の代わりになることを決意する五月ちゃんが痛ましい。今週は残念ながらモグモグシーンはなし。また五月も四葉がリボンをつけるようになった時期に星のヘアピンを付けるようになった(まだアホ毛は立っていない)。四葉と五月は麗奈の死ぬ前から現在の原型がある。
今週のまとめ
6年前の京都では、四葉は名前を明かしていない。
当時の四葉はみんなを引っ張る、みんなとは違う位置にいると前向きだった
マルオは聖人
中学生になった五月はアホ毛が立ったが、四葉の髪はまだ長い
以上です。
来週は中学編から黒薔薇高校での落第あたりまでいくんだろうか、来週も五等分の花嫁に期待。
※画像は講談社 『五等分の花嫁』81話、87話、88話より引用しました。