小僧ども、ピアノを弾け

アラサーの雑記ブログ  五等分の花嫁が好き

五等分の花嫁 94話「分枝の時①」感想

こんにちわ。今週も元気にごとよめの雑感です。よろしくおねがいします。

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前回まで

バイト先の店長のお見舞いに行った風太郎と二乃。二乃はそこで『押してダメなら引いてみろ』作戦を決行し、ツンデレラ状態になるが、耐えられず結局はデレデレのチョロインになってしまう。が、風太郎はツンデレ状態の二乃に嫌われたのではと思ってしまうなど、一定の効果はあったようだった

一夜明け、8月14日、零奈の命日。中野家のお墓。五つ子みんなで墓参。一通り済ませた後、二乃が切り出す。「一花 家を出るって本当?」それに対して一花は家は出ないが「学校を辞める」ことを告げる

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94話「分枝の時①」あらすじ

一花の「学校を辞める」という告白に対し、二乃は猛反発「私たちが同じ学校に通えるのはこれが最後なのよ」と訴える。

四葉は「他に選択肢はなかったの?」と尋ねるが一花は「仕事に専念したいから」と意思が固い。

五月は「一花が学校よりも大切なものを見つけたことを喜びましょう」と賛成のスタンス。

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場面が変わり、一花は学校で退学の手続きをしていた。そのころ、風太郎は、一花を説得するため、五つ子の家に赴く。風太郎はマルオから一花の退学の件を聞かされていた。家につくが、いるのは四葉だけ。風太郎は学校へ向かう。

学校ではみくが一花と対話していた。みくも説得を試みるが風太郎じゃなきゃダメだと、感じる。

そんなとき風太郎が登場。「出席日数と一定の学力を示せればまた復学し卒業できる」「この手段を選べ 五人で卒業したいという気持ちがあるなら」と説得する。一花が「ただでさえお馬鹿なんだから授業も出ないで無理だよ」とやんわり否定すると「俺がいれば話は別だ また お前が個人的に俺を雇うんだ」「お前の時間にあわせて俺が一対一で教える お前の学力は落とさない」と追撃する。しかし一花は「ごめんね 女優一本でいくって決めたんだ」と言い去っていく。

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場面は変わり、ブランコへ。四葉と一花が二人ならんでこいでいる。そんな中、一花がぶっ込む「最後に乗ったのは小学校の頃かな 校庭にあったよね 四葉は覚えてる?

え、何を? ブランコ」「ううん、フータロー君のこと」 “六年前の出来事’一花は四葉に何を語る‼‼

 

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一花の退学に対する姉妹のスタンス

一花の卒業宣言に対して、姉妹のスタンスが異なるのでまとめます。一応、手続きはしたけれど、一花の口から、退学が完了したとの言葉がないので、まだ猶予期間であり復学の可能性も考えられますが、退学宣言に対してのそれぞれの態度は以下のようになっています。

 

二乃:絶対反対。五つ子みんなで卒業したい。仮に認めるとしても、自分たちに相談なしに卒業なんて絶対許せない

みく:仕事は退学の理由の正当なる理由であるだろうが、風太郎を巡ってのシスターズウォーもなにかした影響していると考え、シスターズウォーの件に触れつつ止めてみた

四葉:一花が自分のゆめのために頑張るってことで応援する一方、風太郎に、一花を止めてもらいと思っている。

五月:一花を前面的に応援する。二乃からはその態度が五月の本心ではく、零奈の模倣だと批判される。

 

四者四様のスタンスでしたね。気になるのは、やはり、五月だけ、自分の本心を露わにしていないようなニュアンスがあることです。最も身近な存在である姉妹に対しても、母を演じるために本心を包み隠すようなら、仮に現在、風太郎に対して恋心を抱いていても全く表にださないのではないかと解釈しました。まだまだ五月が本心を露わにするには時間がかかりそうですが、今後に期待です。

 

一花と四葉

一花と四葉。風太郎が六年前に修学旅行中に出会った子であると気づいた二人。

四葉は一緒に京都を巡り、風太郎を変える気かっけを作った約束の子であるのに対して

一花は、風太郎が担任の迎えをまつため部屋で待機している間に一緒にトランプをした仲。

一方、風太郎は、約束の子もトランプをした子も同じ人物であると捉えているのではないでしょうか。当時は五つ子の容姿は瓜五つ状態であったこと。四葉が自分が五つ子であると告げなかったこと。麗奈との会話などから、推察できます。

そして、四葉は約束を果たせていない情けなさや風太郎に恋してしまった姉妹を応援するために、風太郎に対する好きという気持ちを押し殺して、自分に嘘をつき続けます。

また五月も四葉が、約束の子と知っており、四葉に対して、名乗り出るようアドバイスしましたが、四葉からは否定されてしまったという事情があります。

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こういった経緯があることから、一花は四葉に「六年前の子であることを告げるよう」背中を押すが四葉は拒否する。そこで一花が風太郎に六年前の子は四葉だと明かすのではないかと考えます。となると一花さんは恋愛戦線から撤退してしまいますが、これも仕方がないのかもしれません。五等分の花嫁とは「四葉が救われる物語」なのだから。と最後のコマからかなり飛躍して妄想してしまいました。

今週の小ネタ

・四葉も日焼け 四葉も日焼けしています。僕はやっぱり通常の方がすきです。風太郎も今週もバッチリ日焼けしていました。

 

・風太郎、パン屋で働くかもよ 一花の家庭教師代がなくなったため、金欠になり、バイトをせねばと焦る風太郎に がバイトあるよ!と言っています。おそらくパン屋でしょう。パンといえば、風太郎のお母さんが死ぬまで焼き続けてくれた思い出の一品。今後、風太郎の母についてのエピソードが期待できそうです。

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まとめ

今週は、一花の退学宣言で一気に揺れてしまいました。意外だなと思ったのが(一花も思ってた)、風太郎が一花の退学に反対したことです。全国模試以降「夢を見つけてこその卒業」と豪語していた風太郎だけに、女優で成功するという夢を叶えるための退学であるならば、快く送り出すのでは思っていました。退学を止めたい背景には、もちろんお金のことも少しはあるのでしょうが、風太郎にとって一花が特別な存在になっているから、五つ子全員でいることに意味があると風太郎が考えているから、といった理由が挙がりますが真相は風太郎のみぞ知るというところですね。

来週も期待

 

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*1:画像は講談社/五等分の花嫁/週刊少年マガジンより引用しました