小僧ども、ピアノを弾け

アラサーの雑記ブログ  五等分の花嫁が好き

五等分の花嫁 86話 「シスターズウォー エキシビジョンマッチ」 感想

「五等分の花嫁」熱が留まることをしらずに、マガポケにまで手を出してしまったので、備忘録として今週号から、感想を綴っていきたいと思います。

 

 

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(五等分の花嫁86話より)
 

 

先週まで

三玖のラブコメ史に残る「好き」を、お膳立てをしていたのは五つ子の姉妹たちだったという過程を丁寧に描いたのが前回の「シスターズウォー 七回戦裏」。今回は三玖の告白に対して、風太郎が返答するところから始まります。

 

告白の成否は

三玖の告白に対して、風太郎は「だが…」

間髪いれずに「やっぱり私は、家族のみんなが好き」と三玖が返し、驚く風太郎と、窓から顔をだす二乃。

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(五等分の花嫁86話より)

そして「自意識過剰くん」と余裕たっぷりの三玖△

さんのメンタルが着実に成長しているのを感じます。純情で真っ直ぐだと思っていたですがさすがに軍師ですね。周りに姉妹がいる状況を鑑み、風太郎から色よい返事がもらえないとなると「家族が好き」との切り返し。もはや恋愛上級者。シスターズウォー序盤での低迷っぷりが嘘のような三玖さんのターン、鮮やかでした。

もし風太郎が返事を遮らずにそのまま続けていたら、どう返していたたか気になるところですが、「今は教師と生徒だから卒業まで待ってくれ」とか言ったんでしょうか。そっちもそっちで気になります。

 

今週の一花さん

告白未遂後、三玖に謝罪し、シスターズウォー終結の五つ子。その後、風太郎と一花が二人きりに。シスターズウォー編で加速度的にメンヘラ化が進んだ一花ですが三玖が風太郎と遭遇できるよう、コースを変更したり、率先して二人きりになれるよう汗をかいたりと長女の仕事を懸命にこなしていました。これが実を結んでか、風太郎から、シスターズウォーで冷たい態度をとってしまった件を謝罪してもらえ、風太郎とのわだかまりが解消に成功します。

そして、まさかのキス。からの「全部、嘘だよ。全部」一花株ストップ高必至。

シスターズウォー編で煮え湯を飲まされ続けた一花推し勢の溜飲が下がった瞬間でしょう。

そして、「全部嘘だよ」といってはいるものの一花は風太郎のことを諦めていないと思います。やっぱりラブコメ漫画はヒロインが告白し(されて)てなんぼでしょう。ニセコイの鶫誠士郎ちゃんだって、一応告白してましたし(一条楽さんは告白されたことに気づいていなかったが)、一花の告白もきっとあるはずです。

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(五等分の花嫁86話より) 

 

今週の零奈

シスターズウォー編にて二度目の零奈さん登場。修学旅行から帰って、零奈を呼び出した風太郎は、五つ子への誕生日プレゼントとして「五人の修学旅行での写真」を贈ります。アルバムを贈るなんて粋なことしますね。写真って、わりとカップルが記念日や誕生日に送っているイメージが強いんですが、そんなん関係ねえって感じでさらったプレゼントする風太郎さんかっけーっす。そして零奈にあったことで自分が変われたと感謝を告げる風太郎。それを対し、頬染める零奈(五月)。なかなか意味深です。

 

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(五等分の花嫁86話より)

 

四葉、マジか

最後の一コマで衝撃が、五年前の京都であった女の子が四葉だったことがついに判明しました。ピースサインの写真などから、四葉が五年前の子だったのではとささやかれていましたが、予想通りの展開でしたね。

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(五等分の花嫁86話より)

ここで問題となるのは、四葉はいつ、風太郎を五年前の京都の男の子と気づいたかということですね。風太郎が中野家の家庭教師を始めた当初から、非常に協力的だったことを考えると四葉は初めから、風太郎=五年前の京都と男の子と認識していたとも考えられます。もはや、四葉は最初から風太郎が五年前の男の子と気づいていると認識した上で読みかえす必要性を覚えました。

 

また、これまで風太郎に積極的に関わってこなかった五月がシスターズウォー編で積極的にアタックをかけていたのは「京都の子=四葉」と思い出してもらうためだったと判明。個人的には、風太郎からありがとなと感謝の言葉を告げられた際に、頬を染めたのは、「四葉にたいして悪いことをしている」と思ったからなのか、「風太郎に惚れてしまった」からなのか、非常に気になるところです。

 

 

シスターズウォー エキシビジョン まとめ

シスターズウォー編が今号で終結しましたが、非常に内容が濃かった。エスプレッソダブルくらい濃かったですよ。

特に

一花のキス: 事故やクリームをとってあげるとは別の意図的なキスは本編で初。さらに、「全部嘘」と意味深な言葉。風太郎が好きなことが嘘だったのか、三玖になりすましたのが嘘だったのか。これから退場する伏線としての別れのキスだったのか、いや〜どうとでもとれますね。

四葉やっぱり京都の子: 五月と並んで恋愛戦線には不参加だった四葉が五年前の子と判明しましたが、四葉本人は風太郎に事実を告げることに躊躇がある様子です。ここからいっきに四葉のターンとなる可能性は低そうですが、風太郎が論理的に推論し「五年前の子=四葉」と帰結し、四葉が気になりはじめるパターン。あるかもしれません。36・37話の勤労感謝ツアーで四葉に五年前の子を重ねていた描写がありましたが、他の姉妹に対して五つ子の面影をみたことはなかったはずです。

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(五等分の花嫁5巻 勤労感謝ツアー①、②より)

 

上記の二つの出来事。これらで僕の思考はワンテンポ置き去りにされ、仕事もなかなか手につきませんでしたよ。春場先生本当天才。

 

来週もごと嫁に期待。