こんばんわ。今回は、私がドハマリしてしまったマンガ「五等分の花嫁」について紹介します。
五等分の花嫁はの著者は春場ねぎ先生で現在、週刊少年マガジンで連載中です。ダイヤのエース、はじめの一歩のマガジンの看板マンガと言われています。
五等分の花嫁 あらすじ
3行でまとめると
貧乏だが学年トップの秀才、風太郎が
金持ちだけどホームラン級の馬鹿な五つ子たちの家庭教師をしているうちに
いろいろあって、その中の一人と結婚する
あまりにガバガバな説明なので以下ウィキペディアから引用です。
1人の男子高校生(主人公・風太郎)が五つ子の女子高生の家庭教師を務めるというラブ・コメディマンガ。五つ子のうちの一人と結婚を控えた主人公が高校時代を回想する形で描かれる。
当時、高校2年生の風太郎は、成績優秀だが生家が借金を抱えており、貧乏生活を送っていた。ある日、風太郎は中野五月という転校生と知り合い、勉強を教えるよう乞われる。しかし風太郎はこれを断り、さらに放った一言が彼女の怒りを買ってしまう。その直後、風太郎は妹から「富豪の娘の家庭教師」というアルバイトの話を聞かされ、借金返済のためにその仕事を引き受ける。
風太郎の仕事は、五月を含む五つ子姉妹に勉強を教え、全員を高校卒業まで導くというものだった。落第寸前の成績であるにもかかわらず勉強する意欲すら見せない5人に頭を抱える風太郎だったが、夏祭りなどを通して五つ子と交流する中で、はじめから比較的協力的だった四女・四葉に加え、三女・三玖と長女・一花の信頼を勝ち取ることに成功する。だが、次女・二乃と五女・五月の協力は得られないまま、風太郎が家庭教師に就いて初となる中間試験を迎える……(Wikipediaより引用)
ウィキから引用しましたが、かなり長くなってしまいました。貧乏秀才の主人公が女の子たちの家庭教師をするといったマンガといえば、現在、週刊少年ジャンプでも「ぼくたちは勉強ができない」が連載中で、アニメ化するなど一定の人気を博しています。しかし、五等分の花嫁と比べたら、月とスッポン。五等分の花嫁の方が圧倒的に面白いです。なぜ、これほどまでに私がハマってしまったのでしょうか。
誰が結婚するかわからない。
私がのめり込んでしまった理由の一つに、五つ子の誰が、主人公である風太郎と結婚するかわからない点があります。ラブコメマンガは往々にして、主人公とひっつくヒロインは最初に登場するというテンプレが幅を利かせているので、結果がわかってしまっちゃ、あんまり盛り上がんなくね?と思ってしまい、少年誌のラブコメにドハマリしない俺がいたのです。もちろん、テンプレをひっくり返した「いちご100%」や圧倒的尻とキメ細かに童貞に寄り添った「アイズ」などは名作でそれなりに読んでいましたが。
翻って、「五等分の花嫁」は本当に誰が花嫁になるか読めません。そういったミステリーやスポーツの試合のような筋書きが読めない展開が興味深く、多くの読者を惹きつけているのだと思います。
男版おそ松さん
我々は双子(タッチ)や六つ子(おそ松くん、おそ松さん)が出てきて、兄弟間で異性を取り合ったり、ケンカした後仲直りしたりといった物語が大好きなのだ。おそ松さんが1960年代、タッチは80年代の作品で、いわば、親の世代から遺伝してしまっているといえ、遺伝子レベルで〇〇子のコメディマンガが好きなのです。証左に2016年に大ヒットとなった「おそ松さん」(残念ながら、私はおそ松さんブームに乗れなかった)は多くの女子に刺さり、多くの腐女子を悶絶させた。
今回、「五等分の花嫁」に多くの男がハマってしまったのは、おそ松さんにハマった女子と同じ構図だと言える。腐女子たちがおそ松さんでの六つ子たちの中に推しメンを作ってデュフデュフ言ったように、非モテたちは五つ子たちの中で推しメンを見つけて、はぁはぁ言っている。それほど、五つ子たちは眩しいのです。
また、「おそ松さん」と「五等分の花嫁」は六つ子、と五つ子の声優に人気イケメン、人気美女声優を起用したといった共通点がある。実は、私は「五等分の花嫁」はアニメから入っており、アニメを全話視聴した後にマンガを購入した口であるが、アニメのできが非常によかった。声優さんに多くのオタクがつく現状が妙に納得できてしまった。
推しメンができる
物語を読み進めていくうちに、個性豊かな五つ子の中で絶対に推しメンができるはずです。推しメンができてしまったら、完全に「五等分の花嫁」にハマったと言えます。「僕たちが勉強ができない」では推しメンができなかった私ですが、理由を考えると、物語の構成、ヒロインのかわいさ、各キャラの丁寧な心理描写。このあたりが「五等分の花嫁」と差があるように思いました。
さて、ここで私の推しメンを紹介します。
私の推しメンはズバリ、三女、中野三玖ちゃんです。人気投票でも1位、中国でも人気を博して三玖天下第一という言葉ができたほどです。
・主人公を「フータロー」と下の名前で呼ぶ 下の名前、しかも呼び捨てで呼ばれる男がすごく羨ましかった私は、この「フータロー」呼びにいきなりやられました。五つ子は一花「フータロー君」、二乃「上杉」、四葉「上杉さん」、五月「上杉君」と主人公に対する呼び方が全員異なります。やっぱり、下の名前、呼び捨ては距離感近さや気安い関係をイメージでき非常に唆られます。
・主人公に好かれるために努力するところがイジらしい 三玖は五つ子の中で一番最初に風太郎にデレて、恋に落ちるキャラですが、風太郎にアピールするためにとにかく、頑張る三玖がとにかくイジらしくて可愛いのです。具体的には、家庭教師の先生の風太郎のために一番の生徒であろうと、勉強を頑張ったり、料理上手がタイプという風太郎のために、下手な料理をがんばったりと、非モテが意中の相手に振り向いてもらうためにやりがちな行動をとるところにシンパシーを感じ、気がつけ三玖を応援してしまっています。
・ムス顔最強
言葉は不要でしょう。起こって顔を膨らませた彼女の顔はマンガ史でも屈指のかわいさだろうと思います
まとめ
「五等分の花嫁」、2019年5月現在、9巻まで発行されていますが、誰が結ばれるのか、いまだ分かりません。作者の春場ねぎ先生は、「読者が納得するような終わり方にする」とおっしゃていますが、絶対三玖に結ばれてほしい。彼女の悲しむ顔は見たくない。可愛さ500%ラブコメ乗っかるなら今しかない。全国のキュンキュン不足の皆様は是非お手にとることをおすすめします。