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サムライ8 八丸伝 第2話「空からの訪問者」 感想

第1話に続いて第2話も雑感書きました。第1話で72㌻の大増掲載だったサムライ8 八丸伝ですが、第2話も33㌻掲載で、通常の新連載とは違った待遇を受けているように感じます。

 

 

 

前回のあらすじ&重要用語

虚弱児で生命維持装置がないと生きることのできない主人公:八丸は、家の中から出ることのできない、不自由な暮らしを送っていたが、敵に囚われた父親を守るため、サムライとなり、敵を倒した。サムライになったことで、生命維持装置がなくても、生きられようになり、八丸は文字通り自由となった。

かなり端折りましたが、かいつまんでいうとこんな漢字です。

サムライ:武士の上級として武神に選ばれたサイボーグ。生身の部分は脊柱に似た鍵(キー)と呼ばれるメモリーユニットをベースに、それ以外のパーツは全てサイボーグ。サイボーグゆえに四肢を斬られても死なない。サムライになるには武神不動明王が残した小さな星「ロッカーボール」に適応しなければならない。適合に失敗した者は命を落とす。

重要用語のサムライだけで、結構文字数増えましたが、八太郎はサムライとなることで、生まれ持った障害を克服しました。そして、サムライ=サイボーグっていう設定が結構、斬新だ思います。

 

第2話あらすじ

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(サムライ8 八丸伝 第2話より)

八丸は早太郎(犬のペットホルダー)と散歩にでかける。変形した早太郎に乗って食う宇宙を散歩中に、流れ弾に遭い、八丸は早太郎から落下し侍道場の武士寮へ墜落。そこで名無しという少年と出会う。

八丸が落ちた寮にいた少年名無し。名前がないので名無しと呼ばれているとのこと。

引きこもり歴が長く、部屋でずっと対戦ゲームをして生きてきた。そんな半生を語る名無しに八丸は自分もだと告げるが「自分もだ」と告げるが、「侍で簡単に友達なんて言葉を使うようなやつが僕の気持ちなんてわかるはずないだろ」とブチギレる名無し、そして対戦ゲームで賭けをすることに、すなわち、八丸が負ければ、黙って部屋から出ていき、負ければ引きこもりの名無しを外に連れ出すとのこと。

対戦するゲームにおいて、名無しはこの星で2番目に強いという触れ込みであったが、あっさり、八丸に敗れてしまう。そう、八丸こそがこの星で1番強いプレイヤーであったのでした。八丸は侍になるまでの経緯を話、「外にでていろいろ大変なことがあったけど、いいこともあった。お前に会えたことだ」と告げ、2人はお互い初めての友達となった。

 

新キャラ名無し

 

新キャラ名無し。髪をかきあげれば結構男前の彼ですが。とにかく自信がありません。なぜこれほどまでに卑屈なのかは後々描かれることになると思いますが8年もの間、寮からでていない割にはスリムです。

NARUTOでは、第二話で木の葉丸が登場しますが、名無しも木の葉丸と同様の位置づけであると思います。すなわち、主人公に憧れ、主人公の背中を追いかけるポジションです。木の葉丸、名無しともに主人公に出会い、変わることができたいうところが共通していますね。

 

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(サムライ8 八丸伝第2話より)

 

まとめ

初めての散歩、初めての友達、初めてづくしだった八丸ですが、どれもそつなくこなしていました。特に、名無しとのやりとりでは天性の明るさとでもいいますか、まるでナルトのようだと懐かしさを覚えました。そして見開きの、空中散歩は圧巻でした。週刊連載でこの見開きを描ける大久保先生に脱帽です。

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(サムライ8 八丸伝第2話より)

 

今回は、前回ほど、専門用語はでてきませんでいしたが、配送ホルダーという言葉が出てきました。なんでも、名無しに食料を届ける際に使われていたようで、現実世界ではドローンに該当しそうです。1話ではペットホルダーがという用語がでてきましたが、今後も〇〇ホルダーという言葉が出てきそうなので要チェックですね!